e-メールマーケティング

e-メールマーケティングの成功のポイント4

企業が顧客や会員に対してメール配信をする場合、メールを配信すること自体は、個人でも日常的にメールを利用しているので、問題を軽視しがちですが、企業がメールを配信する場合、リスク要因や利便性、即時性を考慮しておく必要があります。

以上から、eメールマーケティングにおいて、データベースとメール配信のシステムも重要な成功のポイントと考えます。

リスク要因について

※エラーメールアドレスへの対策
メールを配信すると、たいていの場合、その内の数パーセントはエラーメールとして送信元アドレス(From アドレス)に戻されます。配信するメールの数が増えるほど、エラーメールの数も比例して多くなり、エラーメールが大量になればなるほど、自動的に処理できる仕組みが必要になってきます。エラーメールアドレスやデータベースは、Eメールマーケティングの効率を下げるだけではなく、携帯電話向けのメール配信を行う場合は、配信の遅延を引き起こし、配信自体を拒否されてしまう場合もあります。
エラーアドレスを自動的に処理する仕組みを搭載したシステムを利用することによって、それらのリスクを回避すると同時に、メール配信サービスの効果を大きく引き上げるようになることが考えられます。

※配信リストのメンテナンス
顧客が増えれば増えるほど、配信申込、配信の停止、配信先メールアドレスの変更などの作業が発生します。配信リストへの追加、削除、修正が頻繁になっていくにつれて、担当者が手作業で行うことは難しくなっていきます。顧客が好きな時に、登録、削除、情報更新を行えるようにすることで、煩雑性を伴った作業負担を減らし、自動的に処理できる仕組みを利用することで、配信リストを安全、確実に管理できるようになり、運用の効率は向上すると考えられます。

配信負荷の回避

数万通のメールを同時に配信する場合は、相応しいハードウェア、ネットワーク回線、ソフトウェアなどの環境が必要になってきます。

※誤配信、ウィルスメール配信の回避
企業のメール配信においては、担当者のオペレーションミスで社内向けのテストメールを配信したり、配信する時間を間違えて夜間に携帯電話に配信してしまったりするなどの誤配信や、ウィルスメールを添付して配信してしまうことがあってはいけないため、配信システムの利用が望ましいと考えられます。

配信システムの選定ポイントについて

@ システムのセキュリティレベルが確保されているかどうか
A プライバシーマーク等の取得されている安心できる企業かどうか。
B データベース上から、適切な顧客を抽出し、最適な量の情報を、最適なタイミングでの配信が確実にできるかどうか
C 機能の向上が定期的に行われているかどうか
D PC、モバイル問わずに、テキスト形式、HTML形式、デコメ等の絵文字の挿入などの表現ができるかどうか。

以上のポイントに注意して、システム選定を行ってください。


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